高齢になった時のお金に関しては、誰しもが不安に感じるものです。また体力などにも不安が出始めると、高齢者一人もしくは老夫婦二人で暮らすのは難しくなります。もし退職金や貯蓄で十分な予算があるようであれば、有料老人ホームで過ごすことになるでしょう。今はさまざまなタイプのホームがあり、病気や障害があれば介護付きのホーム、健康だけど見守りは必要、というなら住居型のホームもあります。もっと元気な場合には、スポーツやクラブ活動を楽しめる健康型ホームというものもあるようです。民間の企業が運営しているので、それぞれに魅力を打ち出し、まるでリゾート感覚のホームもたくさんあります。もちろん設備が充実しているところほど費用はかかりますが、入居者の性格や希望に合わせ、予算がまかなえる範囲で選択すると良いでしょう。一昔前は老人ホームというとさみしいイメージもありましたが、今は老後をエンジョイする場所として考えられているようです。